障害者や社会に向けてこんな活動をしています
障害者が地域で暮らすためのサポートを行います
●自立生活プログラム(ILP)の実施
●ピア・カウンセリングの実施
●制度利用についての助言、協力、手続きへの同行
●相談支援センターゆるっとによる、一般相談支援、地域移行支援、地域密着支援
●行政や議会への要望、政策提言、ロビー活動
その他、障害者の自立生活に関わる様々なサポートを実施しています。
障害者の自立生活への一歩をサポートします。
施設や親元から離れて自立生活を送りたいと思っている障害者の方へ。いざ一人暮らしを始めようと思っても、何から始めたらいいのか、制度を利用するための手続きはどうすればいいのか、介護者が見つかるのか、そもそも一人暮らしが可能なのか――疑問や不安は山ほどあるでしょう。当センターでは自立生活を送っている先輩障害者と一緒に、自立生活プログラム(ILP)やピア・カウンセリングを通して段階的に自立生活を送るための準備を進めます。疑問や不安を一つ一つ解消し、「自分らしく生きる」ということを共に考えていきましょう。
自立生活を続けていくためのサポートをしています。
介護派遣を通じて障害者の自立生活を支えています。介護スタッフを対象に、定期的にスキルアップ研修を開催し、障害者に対する知識や理解を深める機会を作っています。また、日常生活を送る中でトラブルが起こった場合、その解決法を一緒に探っていきます。
障害者を差別する社会や制度を変える活動をしています。
障害者が主体となって、広島市域を中心に、「健常者と同じように普通に暮らす」という、当たり前の障害者の権利を守るための活動をしています。障害者差別をはじめとした人権問題、障害児が特別支援学校ではなく地域の学校へ行くための支援やインクルーシブ教育の実現、交通機関や建物のバリアフリー化の課題などについて、行政や事業者との協議等を行なっています。また、学校や企業、地域団体への講師派遣等も行なっております。
障害者の生活に関する相談や情報提供も行なっています。
生きていく上で、障害があることによる悩みを持つことがあると思います。そういった時に一番わかってくれるのは、同じ体験をしている「障害者」ではないでしょうか。てごーすでは、障害者のスタッフが「仲間」として相談に乗ったり、情報提供したりしています。わからないことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
自立支援プログラム(ILP)
障害者が自立生活に必要な心構えや技術を学ぶ場です。
障害者と健全者が共に生きる場をつくるために、まず「障害者自身がパワーアップしていく場所」です。
施設や在宅の閉鎖的な場所で暮らしてきた障害者が社会の中で自立生活をしていくときに、先輩の障害者から生活技能を学ぶためにつくられた、障害者文化の伝達の場ともいえるものです。
プログラムの形態は、個人プログラム、グループプログラムの2種類があります。参加対象者の生活経験や年齢、障害の種類などを考慮してさまざまな内容のものを企画しています。ILPのリーダーは障害を持つ当事者が担当しますので、安心して相談、質問が可能です。
ピア・カウンセリング
仲間(ピア)である障害者同士がお互いに平等な立場で話を聞き合い、精神的なサポートを行うとともに、自立生活をする上での具体的な情報提供を行うもので、ILPと密接につながっています。このピア・カウンセリングの心が目や方法を学ぶのがピア・カウンセリング講座です。
介護センターぽわっと
介護センターぽわっとは、てごーすが運営する2002年に設立した介護サービス事業所です。現在は、重度訪問介護を中心に居宅介護、移動支援、介護保険の訪問介護サービスを提供しています。また、公的な制度が利用できない方のために、自主事業としての介護人派遣も行っています。
相談支援センターゆるっと
相談支援センターゆるっとは、2013年10月に開設した指定一般相談支援事業所です。自立生活を始めるためのさまざまなサポートを行います。